「変革」を続ける

トラックの行商からスタートした当社は2024年に創業50周年を迎えます。これもひとえに、ご愛顧くださるお客様、ご支援くださるお取引様、ディベロッパー様など、九州屋に関わる皆様のおかげです。心より深く感謝申し上げます。

当社は創業以来、徹底してこだわり磨き続けてきた２つの企業文化があります。それは“対面接客販売”と“店舗主導型経営”です。
百貨店、駅ビルを中心に80店舗以上を展開しておりますが、地域や店舗ごとに顧客層が異なり、お買い物の仕方やニーズが違います。つまり100店舗あれば、違う個性の100の店舗が必要になるわけです。ですから、“対面接客販売”でその店舗ごとの地域性やお客様のニーズを吸い上げることが、その地域で愛される店舗の必須条件となります。そうして吸い上げた情報をもとに、権限と責任をもつ店長が、品揃えも、店も、人も変化させてゆく。これが店舗主導型経営です。こうした各店の変化の積み重ねが、九州屋ブランドを磨き上げてきました。

近年、情報技術の進歩やスマートフォンの普及により、Eコマースを含めた販売チャネルが多様化する事で消費生活が成熟しています。また、人口減少・少子高齢化が進んでいく中で人々のライフスタイルはますます多様化しています。しかし、そうした加速する変化の中でも、ライフラインとしての“食”は不可欠ですし、日々の食卓において、“安全・安心でおいしいものを食べたい”という欲求は不変のものであると当社は考えています。そうした不変のニーズをライフスタイルに合った形でお客様にご提供することで、地域のお客様のお役に立ち、求められる“地域一番店”を目指してまいります。そして、「野菜・果物を買うなら九州屋」と、誰もが思い浮かべる会社でありたい。そして、従業員もその誇りを持てるような会社にしていきたいと思います。